おうち英語

「ことばのたね」を大切に育てていくこと

onoaki

こんにちは。
Home ai えほんのおうち、akiです。

「絵本といっしょに子育てする」ママのお手伝いをしています。

おやこの絵本のある暮らしが
愛のある、やさしいものとなりますように

そんな思いを込めて活動しています。

今日の 「えほんai」

わが家の本棚から、絵本をご紹介しています。

THE CARROT SEED

THE CARROT SEED
Ruth Krauss
Crockett Johnson
HarperCollins

こんなおはなし

にんじんのタネをまいた
ちいさな男の子

お母さんも
お父さんも
お兄ちゃんも

みーんな
どうせ芽は出ないよって言います。

芽は出てこない、
次の日も、その次の日も。

それでも信じて
毎日草をとり、水をやり、
大切に大切に育てます。

そして、ついに。

1945年から
アメリカで長く愛され、
読み継がれている絵本です。

繰り返しの表現が多くシンプルで、
大変読みやすい英語で書かれていますが、

読んだあとは
いつも何かとても大きくて、大切なものを
思い出させてもらえるような感覚があります

自分の心の声を信じること

「こうなるってわかってた」

ガッツポーズして
大喜びするわけでもなく、

できあがった大きなにんじんを
ただ、運んでいく男の子の表情は

いつも私の心に残ります。



だれかの言葉ではなく、
自分の心を信じて疑わず、行動すること。

毎日毎日、
ただ淡々と、自分の決めた道を進んでいくことや

自分の望む未来に向かって、
自分軸で生きていくことの大切さ


気付かせてくれるような絵本です。

ことばの木を育てること

どこで育てるか

大きくて立派な木。

こんなふうに子どもの「ことばの力」を育てたい。

その、大切なたねをどこにまきますか?

遠く離れたところで
得意な誰かにお世話をお願いして、

育ててもらうのがいいのでしょうか?

いいえ。

子どもが一番安心できる環境で、
毎日様子を見ながら、大切にお世話をします。

子どものことばの木は
「おうち」で大切に育てます。


パパやママ、
大好きな人たちと関わり、
毎日たくさんのことばをもらうことで、

大きく、大きく育っていきます。

おうち英語もいっしょ

おうち英語に例えてみると、

大好きな人たちとの関わりが『太陽の光』
ことばを聞く、インプットが『水』

この『太陽の光』と『水』を
一緒に届けてあげることができるのが、

英語絵本の読み聞かせだと思っています。


子どもにとって
一番心地よくて安心できる環境(おうち)で、

読み聞かせをたっぷり行うことで、
しっかりとした芽が出てきます。

わが家のおうち英語

わが家のおうち英語

長い間ずっと芽が出なかったのは、
『光』がなかったからだと今ならよくわかります。

お水(英語のインプット)と、
肥料(動画を見る)

だけを与えて、芽が出てくるのを
ただ、ずっと待っていました。

そんなわが家も
英語絵本の読み聞かせを始めたことで、
毎日、光と水を届けることができるようになりました。

すると、あんなに心配したのがウソのように
あっという間に芽を出して、

今では元気いっぱいに、
ぐんぐん育っているのが目に見えてわかります。

おうちだからできること

もちろん天気が悪くて
光を届けてあげられない日もあります。

お水を十分にあげる時間がない日もある。
でもそんなときは、次の日にたっぷりとあげたらいい。

ちょっと元気がないなと思ったら
お水をたっぷりあげられるし、
栄養のある肥料を足すこともできる。

英語の動画やボードゲーム、
教室やオンラインレッスンなどの楽しい経験も
肥料となって成長を応援してくれます。

おうちで育てているからこそ、
これができるのです

絵本といっしょに

心を込めて育てていきたい
子どもたちの「ことばの木」。

日本で生きる私たちにとって、
一番大きく、立派に育てていきたいのは
もちろん母語である、日本語の木です。

豊かな日本語力こそ、
子どもの将来の幸せにつながります。

そのとなりで、
英語の木も育てていきませんか?

絵本と一緒なら、

日本語と英語、
どちらの木も立派に成長していく様子を

毎日楽しみながら

見守っていくことができます。


今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。



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えほんと子育て @Home ai えほんのおうち
公立小中学校教員として15年間働く。子どもが生まれてから絵本読み聞かせを始め、たくさんの絵本に出会い、その魅力を知る。一般の家庭で実践できるバイリンガル教育の方法を広めていきたいと、現在は音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせシニアインストラクターとして活動中。
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