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ずっと続けていきたい仕事を見つけた バイリンガル絵本読み聞かせインストラクター

onoaki

(社)音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターは、小さいお子さんのいるご家庭を対象に、英語絵本の楽しさを伝えることで、家庭でも絵本を読む習慣を広める活動を行う仕事です。

今日は、私がこのバイリンガル絵本読み聞かせインストラクターになることを決めた理由や受講して学んだことなどついてお伝えしていきます。

  • 英語絵本読み聞かせインストラクターを目指した理由
  • 養成講座で学んだこと
  • 講座を受講してよかったこと

英語絵本読み聞かせインストラクターを目指した理由

 大好きな絵本を仕事にしたい

1つ目は、まず、何よりも大好きな絵本に関わる活動ができるからです。 

子どもが生まれてから始めた絵本の読み聞かせ。

子どものためにと始めましたが、いつのまにか私自身も絵本が大好きになりました。

図書館に通いながら、たくさんの絵本と出会い、親子で一緒に楽しんできました。

しかし、そんなわが家ですが、息子が小学生になり、これまでの生活に小さな変化がありました。

わが家の日常の中に当たり前にあった息子の「よんでー」が一気に減ってしまったのです。

読みたい本を自分で読んで楽しむことができるようになった息子。子どもの成長は親として大変喜ばしいことなのですが、やっぱりどこか寂しい気持ちがありました。

子どもをお膝に乗せて絵本の読み聞かせをする、親子のこの幸せな時間はずっと続いていくわけではない。当たり前ですが、子どもの成長とともに、いつかは終わりがやってくる。

子どもの「よんでー」の数は限られているのだということを実感しました。

これから子育てを始めていく方たちに、そんな自分の経験と共に絵本の魅力を伝えていけたら嬉しい。将来子どもたちが大きくなって、一緒に絵本を読むことがなくなっても、私は誰かと一緒に絵本を読んでいたい。

大好きなことを仕事にできたらすごく幸せ

私にとってこの、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターは、心からやりたい、そしておばあちゃんになってもその先も、ずっと続けていきたいと思える仕事であると思い、養成講座を受講することにしました。

 教員としての経験を生かして働きたい

2つ目の理由は、教員としての経験を生かして働きたいと思ったことです。

公立小中学校教員として中学校1、2、3年生、小学校3、4、5年生の担任を経験しました。また、英語科教員として中学校での英語科の授業、育休復帰してからは小学校外国語専科として5、6年生の外国語の授業を行ってきました。これまで小中学校の教員として、さまざまな年齢の子どもたちや、そのご家庭の保護者の方々と関わってきました。

そんな私ですが、英語の授業を行う中でいつも感じていたことがあります。それは、教えられただけ、与えられただけ、そしてそれらをただ覚えただけでは子どもたちは英語ができるようにならないということです。

授業の中で一つの表現を何度も繰り返し練習しても、次の単元で新しい表現が出てくると、すぐに忘れてしまう子が多いのです。

大切なのは大人が上手に教えることではなく、子どもたち自身が、楽しみながら英語のインプットを積み重ねていくことなのではないか。子どもが自分で語彙や知識を深めたり、広げたりしていくことができる環境をつくってあげることなのではないか、ということを考えながら日々授業を行なっていました。

子どもの英語学習には、子どもが英語で「読みたい本を読む」「読む力をつけていく」ことが、一番必要なことなのだと感じていました。

絵本や本が子どもにとって最高の教科書になる。

そう思ったのは小学校3年生の担任をしていた時です。

学級の子どもたちを図書室に連れていくと、どの子も目をきらきらさせて、うれしそうに自分の読みたい本や好きな本を探し、集中して読んでいました。

大人が用意して与えたものではなく、数ある絵本の中から子ども自身が選び手に取ったもの。見たい、知りたい、読みたいと思う本を読むことこそ、その子の知的好奇心を満たし、大きな学びや成長につながるのだと思いました。

また、赤ちゃんの頃から家庭で絵本に慣れ親しみ、「よんでー」に応えてもらう経験を積み重ねてきたきた子どもたちは、土台となる部分がしっかりしていて、学校でも学習面、生活面の両方において安定しており、自ら進んで課題を見つけ、取り組むことができる子が多いという印象がありました。

以上のような教員としての経験を生かし、インストラクターとして家庭での絵本読み聞かせの素晴らしさを伝えたり、英語絵本を主軸にしたおうち英語をサポートしていきたいと思ったのです。

おうち英語に「軸」を持ちたい

3つ目は母親として、わが家のおうち英語に揺るぎない軸をもちたいと思ったからです。

わが家では、息子が1歳になる手前くらいからおうち英語を始めました。

とりあえず何か始めなければと焦り、今思うと、目的もゴールも決めないまま走り出したような感じでした。

おうち英語に関するブログをいくつも見たり、よいとされる教材を試してみたり、いろいろな情報に踊らされていたように思います。

迷子になりながら、遠回りしながら、長い休憩を挟みながら、、、それでも少しずつ前に進んできたのが、わが家のおうち英語です。

そんなわが家でしたが、音読協会に出会い、英語絵本を主軸にしたおうち英語を知り、

「私がやりたかったのはこれ。もう悩まなくていい!」と進むべき道を見つけたように思いました。

今まで自己流で行ってきたわが家のおうち英語について振り返り、やってよかったこと、やらなくてもよかったことなどが明確化し、これからの方向性についてしっかりと考えることができました。

おうち英語をする中で不安に思っていたことや、ずっと知りたかったことなど、養成講座を通してその多くを学ぶことができたように思います。

もちろん本音を言えば「もっと早く知りたかった!」「7年前(息子が生まれたとき)の自分に教えてあげたい!」と思いますが、できませんよね。

でも、だからこそ私はインストラクターになり、この音読協会の英語絵本を主軸にしたおうち英語について、自分自身の経験と共に、その素晴らしさを伝えていきたいと思ったのです。

養成講座で学んだこと

充実した3ヶ月間の講座

全12回の講座を終えた今、思うことは、

受講して本当によかった!!!

勇気を出して申し込みをした4ヶ月前の自分を褒めてあげたい!

大好きな英語絵本について、そしておうち英語・英語教育について大変深く考え、学んだ3ヶ月間でした。自分自身の英語の発音の改善点についても気づくことができました。

また、これからの時代にブログやインスタなどを活用しながらインストラクターとしてどう活動していくのか、しっかり自分と向き合い、考えるきっかけも与えていただいたように思います。

全体を通して知識を学ぶだけでなく、実演の場がたくさんあるので、アウトプットすることで知識を定着させ、自分の言葉で人に伝えることもできるようになっていきました。

毎週の課題に一生懸命取り組むうちに自信をもって読める英語絵本の数が確実に増えていき、最初はおそるおそる行なっていたZOOMの操作にもだんだん慣れていったりと、いつの間にかいろんなことができるようになっていて、成長した自分に驚いています

講座を受講してよかったこと

 素晴らしい出会い

また、出会いに恵まれたことも、養成講座を受講してよかったと思う理由の一つです。

毎回2時間半があっという間に感じるくらいに楽しく学ぶことができたのは、音読協会代表の本澤愛さんが、ご自身の経験と共にいつも明るくわかりやすく教えてくださったからです。

同期の受講者さんたちの存在も大変心強く感じました。自分とは全く異なる経歴や生活環境についてのお話を聞けたことも、また、インストラクターを目指す立場として同じ悩みを共有できたこともよかったです。

さらに、先輩インストラクターさんたちがそれぞれに魅力的な活動をされていて、これから自分の目指す姿をイメージとしてもつことができました。

これからも学んでいくことができる

講座が終了してしまっても、これからはインストラクターとして、研究会などでまた一緒に学ばせていただけること大変嬉しく心強く感じています。

長くなってしまいましたが、以上がこれから私がやっていきたい仕事である、バイリンガル絵本読み聞かせインストラクターについてのお話です。

絵本が好きな方、お子さんの英語教育について考えている方、子育てしながら自分のペースで続けていける仕事を考えている方など、少しでも興味のある方はぜひ説明会に参加されてみてはいかがですか。(その際、このブログを見たことをお伝えいただけると大変励みになります。)

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ABOUT ME
aki
aki
えほんと子育て @Home ai えほんのおうち
公立小中学校教員として15年間働く。子どもが生まれてから絵本読み聞かせを始め、たくさんの絵本に出会い、その魅力を知る。一般の家庭で実践できるバイリンガル教育の方法を広めていきたいと、現在は音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせシニアインストラクターとして活動中。
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