大好きなママの絵本
こんにちは。
Home ai えほんのおうち、akiです。
「絵本といっしょに子育てする」
ママのお手伝いをしています。
おやこの絵本のある暮らしが
愛のある、やさしいものとなりますように
そんな思いを込めて活動しています。
今日の「えほんai」
わが家の本棚からおすすめの絵本をご紹介しています。
My Mom
My Mom
Anthony Browne
Farrar Straus & Giroux
こんなおはなし
ぼくのママって
すごくすてきなんだ
お料理が上手だし
いつも楽しませてくれる
お顔にお絵かきだってできちゃうし
それに
とっても力もち
天使のような歌声や
ライオンみたいな声も
ほんとうに
ほんとうにすてきなんだ
ママはなんだってできちゃうし
たくさん笑わせてくれる
ぼくはママが大好きで
ママもずっと
ぼくが大好きなんだ
子どもから見た母親が
ユーモアたっぷりに描かれています。
柔らかいタッチで描かれたイラストから
母親の優しさや愛情、
そしてそれを感じる子どもの
幸せな気持ちが伝わってきます。
子どもの考えや気持ちを表現する
シンプルな英語が続いていきますが、
その響きがとっても心地よくて、
声に出して読んでいるうちに
心が穏やかになっていくのをいつも感じます。
She’s really, REALLY nice, my mom.
特にこのフレーズが好きです。
表紙を見ただけでも
はぁ〜素敵♡
とため息が出てしまうくらいに大好きな絵本です。
ママは特別
ママは特別
いてくれるだけで最高
理由なんてない
だってぼくのママだから
こんなメッセージが聞こえてきます。
息子がまだ小さかった頃、
近くの公園や支援センターに
毎日のように連れて行っていました。
育休中だし
家でのんびりしていてはダメ
この子のために何かしてあげなきゃ
多分こんな気持ちが
いつもどこかにあって、
お出かけできない日があると
ごめんねって
なぜかすごい罪悪感を
感じていたのを思い出します。
そんな当時の自分にも
読んであげたい絵本。
だって
ママがいっしょにいてくれる
それだけで子どもは幸せなのだから
そんなに頑張らなくていいよ
毎日お出かけしなくてもいいんだよって。
ご飯をつくる
いっしょに遊ぶ
お化粧する
そんな当たり前のことをしてるだけでも
ママは特別で
fantastic
brilliant
great
って最高のほめ言葉をもらえちゃうくらい。
絵本のすべてのページで目にする
きれいなお花のように
子どもにとっては
ママがいればどこだって
幸せなお花畑のようになってしまうのかな
なんて思いました。
そういえば6歳、8歳になったわが家の子どもたち
外食先での
「ママのとなり争奪戦」
が今だに勃発します!笑
しばらく揉めたあと、
じゃんけんをすることになるのですが、
昔は負けた方が大泣きして
「またか」と頭をかかえることも多かったな。
でも最近は
だいぶ平和的に解決できるようになっていて
そんな二人の様子を見ながら
自分の人生で
こんなに人気者になったことなかったなー
いつまで続けてくれるのかなーとしみじみ。
ママになってからは
ご飯の準備してても
お風呂にゆっくり入りたくても
トイレに行くときでさえ
いつでも一緒にいたい!と
この熱狂的なファンたちの行いを、
時につらく感じることもあったけれど
それも終わりが見えてきてしまった今、
このファンクラブはいつまで存続してくれるのか
できれば長く
続いてほしいと願わずにいられません。
絵本の中のぼくの
She’s a SUPERMOM!
という言葉のように
ママはみーんな
子どもにとって特別な存在。
だから自信をもって
子育てしていきたいですね。
今日も読んでくださりありがとうございます。
(今日ご紹介した絵本はこちらです)