日本語の絵本

教えなくていい 伝えていくこと

onoaki

こんにちは、Home ai ママと子のおうちサロンのakiです。

絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。

おうちで、おやこが、
愛のあるやさしい時間を過ごすことができますように

そんな思いを込めて活動しています。

えほんai

おつきさまこんばんは

おつきさまこんばんは
林 明子さく
福音館書店

こんなおはなし

夜になり
お空がくらくなると、

おつきさまが顔をだします

しずかに、
やさしく夜空に光るお月さまは

私たちみんなに
いろいろな表情を見せてくれます

子どもたちが大好きな絵本

どうしてこんなに好きなのだろう
と思うほど、

わが家の子どもたち2人とも大好きで、
もう何百回というくらい、いっしょにひらいた絵本です。



まんまるお月さまを見て、
誰に言われたわけでもなく、

自分から
「こんばんは」と、ぺこり。

そんなふうに可愛らしく
お月さまにごあいさつする子どもの姿を見たとき、

「ああ、こうやって子どもは自分で、自分の世界を広げていくんだな」

と感じたものです。

教えなくていい、伝えていく

絵本といっしょに子育てをしていると、こんなふうに絵本で見たものや感じたものを、現実の世界へとつなげ、教えられなくても自分で世界を広げていこうとする「子どもの力」と、

そんな子どもをいつもそっと支えてくれる「絵本の力」

そしてこの二つをふんわりと優しく、でも確実につないでくれる「読み聞かせの力」に、感心させられることばかりです。

親になるって大きな責任を感じます。

私も母になったとき、これから始まる子育ての中で、大きな山をいくつもいくつも超えていかなければならないかのように感じていました。


でも今は、
子どもに教えなきゃ、子どもを変えなきゃ、と思わなくていい、

そう思っています。

ただ、ただ伝えていく。
言葉も経験も。

作家さんたちの描く美しい言葉と絵、魅力あふれる絵本の力も借りながら、ママやパパが自分の声で、わが子に伝えていく。

いつかその時が来たら、この子は自分の力でしっかりと歩いていけると、子どもの力を信じて、伝えていく。

子育てってそれでいいんじゃないかなって思っています。

そして、そうやって絵本といっしょに子育てしていると、越えていかなければいけないと思っていた大きな山も、いつの間にかいくつも越えてきてしまっているようにも感じています。

いっしょに絵本をひらく
親子の時間は、子どもにも大人にもやさしいものです。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ABOUT ME
aki
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えほんと子育て @Home ai えほんのおうち
公立小中学校教員として15年間働く。子どもが生まれてから絵本読み聞かせを始め、たくさんの絵本に出会い、その魅力を知る。一般の家庭で実践できるバイリンガル教育の方法を広めていきたいと、現在は音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせシニアインストラクターとして活動中。
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