日本語の絵本

答えはいつも自分の中に

onoaki

こんにちは
Home ai の akiです。

絵本といっしょに子育てする
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えほんai

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パパ、お月さまとって!


昨日は魚座の満月と皆既月食でしたね。

お月さまの絵本はたくさんあって、好きなものばかりですが、今日はこちらの絵本を紹介します。

パパ、お月さまとって!
エリック=カール さく
もりひさし やく
偕成社

Papa, please get the moon for me
Eric Carle
LITTLE SIMON

こんなおはなし

パパ、お月さま、とって!
モニカにお願いされたパパは


ながーいはしごをのぼって
お月さまのところへ

でも、大きすぎて
もっていけないよ

お月さまが
だんだん小さく、小さくなって

ちょうどよい大きさになったとき・・・

上下左右に大きくひらく仕掛け絵本になっています。

お月さまの大きさや
そこに行くまでの遠さ、
月の満ち欠けの様子なども感じながら

夜空の世界をたのしむことができるような絵本です。



わが家には日本語版も英語版もあって、
どちらもひらいています。

日本語の絵本では、お月さまは黄色で表現されることが多いですね。

英語の絵本では、この作品のようにsilver(銀色)が多いなと思います。

また、エリックカールの描くお月さま、いろんな表情があってページごとに違うので、ひらくたびに新しい発見があっておもしろいです。

この世にたった一つ。

同じ「お月さま」だけど、
こんなふうにいろいろな見方があって、表現の仕方もさまざま。

見える世界や出来事は同じでも、

それをどう受け止めて、どう感じるか、どう表現していくか。

いつも答えは自分の中にあるんだなと、いろんな絵本作家さんたちの作品をひらいているといつも感じます。

他の誰かの意見ばかりを気にして、外側に意識を向けて、いつも正解を探そうとしてしまうけれど、そうではなくて、何よりもまず自分自身を見つめる時間、自分はどう感じるのか、自分の心の声をきいてあげる時間を大切にしていきたいなと改めて思います。

部屋から見えたお月さま

先週、久しぶりに体調を崩して寝込んでいました。

家族にうつさないようにと、私だけ別の部屋で生活していたのですが、夜になり、ふとカーテンを開けてみたら、お月さまがとてもきれいに見えました。

やさしい月明かりが心地よくて、ものすごーく癒された。

この家に住み始めてからもう10年近くなりますが、こんなによくお月さまが見える部屋があったなんて、全然知らなかった!!笑

風邪の症状の中でも、とくに頭痛がひどくて何にもできなかったので、夜はカーテンをあけて、月明かりの中でとにかくゆっくりと過ごしていました。

最近は少し忙しくて自分のための時間がなかなかとれていなかったので、後回しにしていた自分自身にじっくり向き合うことができて、何だかとてもいい時間になりました。


いつもお空にあるお月さま
そのやさしい光は、ちゃんとわが家にも届いていた

当たり前すぎて、気づいていなかったり、忘れていたりするけれど、そんな日常の「ちいさな幸せ」は、私たちの周りにたくさんあるのかもしれませんね。

自分と向き合う時間を大切に、一つ一つ見つけていきたいなと思います。

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ABOUT ME
aki
aki
えほんと子育て @Home ai えほんのおうち
公立小中学校教員として15年間働く。子どもが生まれてから絵本読み聞かせを始め、たくさんの絵本に出会い、その魅力を知る。一般の家庭で実践できるバイリンガル教育の方法を広めていきたいと、現在は音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせシニアインストラクターとして活動中。
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