いくつになっても あなたが大好き

こんにちは。
Home ai ママと子のおうちサロン
『えほんの部屋』の、akiです。
絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。
おやこのおうち時間が
愛のある、やさしいものとなりますように
そんな思いを込めて活動しています。
だいぶ久しぶりになってしまいましたが、今日からまた絵本の紹介を再開していきたいと思います。
えほんai
わが家の本棚からおすすめの絵本をご紹介します。
ちびゴリラのちびちび

ちびゴリラのちびちび
ルース・ボーンスタイン さく
いわた みみ やく
ほるぷ出版

Little Gorilla
Story and Pictures by RUTH BORNSTEIN
Clarion Books
こんなおはなし
ちっちゃいちっちゃい
ちびゴリラがいました
ママもパパも
おじいちゃんもおばあちゃんも
森の動物たちみーんな
ちびゴリラが大好き
でもある日
何かが起こります
ちびゴリラが
どんどん成長して
大きく、大きくなったのです!
そんなちびゴリラに
みんながかけた言葉は・・・
家族や森の仲間たちの
大きな愛に包まれて
成長するちびゴリラの
様子が描かれています。
いくつになっても、あなたが大好き
そんなメッセージが伝わってきます。
おねえさんになりたくない
わが家の娘が4歳くらいの頃、
こんなことを言っていました。
「〇〇は、ちっちゃいまんまがいいな」
「おねえさんになリたくないな」
「どうして?」
と聞くと、
「だってママがかわいがってくれるから」
「大きくなったらかわいがってもらえないでしょ?」
と言うので、
「大きくなってもずっと〇〇ちゃんは、ママのかわいい子どもなんだよ」
と話した事がありました。

子どもなりに
大きくなるということが、どういうことなのか
考えているんだなーと思いました。
そして、
そんな娘とのやりとりの後
思い出したのが、この絵本でした。
大きくなっても
ずっとずっとあなたが大好き
そんな気持ちが伝わるといいなと思います。
絵本の世界、自分の世界
いま学びを進めている絵本講師養成講座にて、
NPO法人「絵本で子育て」センターの理事長である
森ゆりこさんの講演をお聴きしました。
その中で森さんは、
子どもは
絵本の中の出来事も
読んでもらった言葉も
自分のこととして感じ、
受け取るのだとおっしゃっていました。
たしかに。
子どもは
絵本を読んでもらっているとき
安心して絵本の世界に入り込んでいます。

大好きだよ、大好きだよと、
たくさんの愛に包まれて大きくなっていく
ちびゴリラに、自分自身を重ね、
自分もまたそんな存在なのだと
感じることができるのですね。
日本語でも英語でも
そんな大きな愛を感じる、この絵本。
わが家では日本語でも、英語でも
楽しんでいます。

娘はいつも順番にリクエストしてくるので
どちらも
楽しんでいるんだなと思います。
私も声に出して読んでいると
大きな愛に包まれていくような
心地よさを感じて、
日本語版も英語版もどちらも大好きです。
ぜひ、おうちでお子さまとひらいてみてくださいね。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。