日本語の絵本

あんなに あんなに

onoaki

こんにちは
Home ai の akiです。

絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。

おうちで、おやこが、
愛のあるやさしい時間を過ごすことができますように。

えほんai

わが家の本棚から

お気に入りの絵本や
子どもたちとひらく絵本のこと

日々の氣づきや
子育てのことなどについて、思いつくままに書いています。

あんなに あんなに

あんなに あんなに
ヨシタケシンスケ
ポプラ社

あんなにちいさかったのに
もうこんな

母と子
二人の物語

この絵本

ひらくたびに
何だか泣けてきちゃいます

絵本をひらいても
めったに感想とか言わない夫も

この絵本を読んだあとに

これは泣けちゃうよね
大人向けの絵本だねって

言いながら
ちょっと泣いていた

わが家の子育ても

気づかぬうちに
いつの間にか終わっていくこと

そう、そう
子育てってそのくり返し

考えてみたら
私にも数えきれないほどある

初めての子育てに

授乳がうまくいかなくて
心も体もボロボロだった夜

動き回るわが子を
汗だくで追いかけた日々

ちょっと離れるだけで
泣いてないかな
って、いつも心配してたな

これぜーんぶ
いつの間にかなくなって

思い出になってる

あんなに、あんなに、

大変だったことも
うれしかったことも
つらかったことも

子どもの成長とともに
気づいたらもう終わってる

でもそれだけじゃない

終わりがあるだけ
始まりもあった

あんなに

よんでーって言ってたのに
いつの間にかもう
自分で本をひらくようになって

あんなに

言葉がでなくて心配してたのに
今ではもう
おしゃべり男子になってて

あんなに

ママがいいー!って言ってたのに
手をつなぐこともなくなって
もう自分で歩くようになってる

うれしいような
さみしいような

子育てできるのは、あと何年?

子どもと過ごせる
いまこの時間

1日1日を大切にしていこう

この絵本をひらくとき
いつもそんなふうに感じます。

大人にも子どもにも、絵本をひらく時間

「なつかしいーーー!!!」
「子どもの頃よんでた絵本です」

「子どもが小さい頃好きだった絵本です!小さい頃のかわいい姿思い出しました」

って、よくメッセージをいただきます。

うれしい

そうそう、絵本をひらく時間は
大人にも、子どもにも、やさしいもの

いつ、どこで、だれと、
どんな絵本を読んだっていい

一人でも
ひらきたくなったときに
ひらいていい

本を読まない(読めない)私が
絵本をひらくようになったのは

母親になってから。

親になってから知った
絵本の世界は

本当にやさしく、愛そのものでした。

一冊の絵本から
受け取るものは

人それぞれで、

ちょっとだけ日常から離れて
絵本の世界を

ただ感じる
ただ、楽しむ時間が

その人に必要な
気付きや癒しを与えてくれる

そんなふうに感じています。

娘も大好きで
よくひらいているこの絵本

娘は娘で、
何を感じているのかな?

大人になって
この絵本をひらいたとき

何を思うのかな?

いつか聞いてみたいなと思っています。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

ABOUT ME
aki
aki
えほんと子育て @Home ai えほんのおうち
公立小中学校教員として15年間働く。子どもが生まれてから絵本読み聞かせを始め、たくさんの絵本に出会い、その魅力を知る。一般の家庭で実践できるバイリンガル教育の方法を広めていきたいと、現在は音読協会のバイリンガル絵本読み聞かせシニアインストラクターとして活動中。
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