たくさん泣く たくさん怒る 心のままに

こんにちは
Home ai の akiです。
絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。
おうちで、おやこが、
愛のあるやさしい時間を過ごすことができますように。
えほんai
わが家の本棚から
お気に入りの絵本や
子どもたちとひらく絵本のこと
日々の氣づきや
子育てのことなどについて、思いつくままに書いています。
今日はこちらの絵本から
かおかおどんなかお

かお かお どんなかお
柳原良平 作・絵
こぐま社
こんなおはなし
たのしいかお
わらったかお
ないたかお
いろんなお顔が
出てくるよ
さいごは
いいおかおで
さようなら
子どもたちが赤ちゃんの頃から
くり返し何度も何度も
ひらいてきた絵本です。
ひらきすぎて破れてしまい、
テープで補修したところもあるくらい
たくさんの思い出が詰まっています。
いろんなお顔があっていい
怒っていいし
泣いてもいい
がまんしていつも
いいお顔でいなくていいんだよ
心の中の気持ちを
ぜーんぶお外に出しちゃえば
ほらまた
いいお顔に もとどおり
って、私にはそんなメッセージが聞こえてきます。

泣かなかったのえらいね!
泣くのがまんできたね!
とか
おこっちゃだめ!
なんて、大人はこちらの都合でつい、子どもに言ってしまうことがあるけれど、出てきた感情を押し込めずに、ちゃんと外に出させてあげることって大切だなーと思っています。
感情を出すということ
子どもの頃の記憶がほとんどない私ですが、昔やけどをしたことを最近になって思い出しました。
保育園の年中さんくらいの時に、手に熱湯をかけて、けっこうなやけどをしてしまったのです。
その時の私はなぜか「あついー!!」って大きな声を出すとか、泣き叫ぶとかしないで、熱くて痛いのをぐっとがまんしていました。
冬だったので、こたつに手をいれて、やけどをしたのがバレないように隠していた。
あとで母が気づいて病院に連れて行ってくれたので大丈夫だったのですが、すっかり忘れていたそんな昔の記憶を、この絵本をひらいているときに思い出しました。
あぁ、そうそう
私はずっとそうやって生きてきていた
言いたいことがあっても
怒っていても、悲しくて泣きたくても
いつでもぐっとがまんして
本当の自分の感情を外側に出さずに、内側に閉じ込めてなかったことにしてきた。
そうやって、自分にうそをつきながら、にせものの笑顔をつくって人と接してきたなと。
でも、そんなふうに長年押し込めてきた感情を今、少しずつ外に出してあげることができるようになっているなとも思います。
思い出したり、気づいたりしてあげることって、それだけでも自分自身の癒しになるんですね。
泣きたい時に泣く
怒りたいときに怒る
いつでも思いっきり、
まっすぐに感情を表現する。
子どもたちはその天才。
そんな彼らとの生活の中で、最近では私自身もそのまんまの自分を、素直に出せるようになっているなと感じています。(出しすぎて時々反省するくらい・・・笑)

わらったかお
ないたかお
おこったかお
毎日いろんなお顔があっていい
そしたらみんなすっきり
また いいお顔
おうちは、どのおやこにとっても、
そんな場所であってほしいなと思います。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。