ははは と笑いとばす

こんにちは
Home ai の akiです。
絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。
おうちで、おやこが、
愛のあるやさしい時間を過ごすことができますように。
えほんai
わが家の本棚から
お気に入りの絵本や
子どもたちとひらく絵本のこと
日々の氣づきや
子育てのことなどについて、思いつくままに書いています。
今日はこちらの絵本から
はははのはなし

加古里子 ぶん・絵
かがくのとも傑作集
福音館書店
こんなおはなし
歯はどうして
虫歯になるのかな?
何からつくられるのかな?
丈夫な歯は
どうやってできるのかな?
子どもにも大人にも
とっても大切な歯
全部そろうと何本あるの?
数えてみよう
ははははは・・・
ひらいていると
自然と歯磨きしたくなっちゃう
そんな絵本だなと思います。
実際、この絵本をひらくと、子どもたちにいちいち「歯磨きしなー」と言わなくてもよくなっちゃうような。
歯の大切さを感じとって、教えられなくても自分から行動する子どもの姿を見ていると、やっぱり「絵本といっしょに子育てをする」っていいなと改めて思います。
絵本の読み聞かせって、子どもの心に光を届けていくようなものだなと思っています。
心の中が光でいっぱいになったとき、自然にあふれ出してくる。
そのときを楽しみに待ちながら、読み聞かせする大人の心も満たされていく。もういいことしかないですね。
美しい日本語を声に出す
加古里子さんの絵本を読むとき、
美しい日本語を声に出す心地よさを、いつも感じます。
長い文でも最後まで、すらすらと読めちゃう感じがするのは私だけかな?
いろんな絵本をつくられていますが、本当にどれも素敵だなと魅力を感じる作品ばかりです。
わが家の「はははのはなし」
そうそう、先日娘が登校途中に転んで前歯をぶつけました。
ちょうど旗振り当番の日で、私も息子も一緒に歩いていたのですが、もうびっくりしたのと痛いのとで、パニック状態に。
「いたいー!!」
「今日もう学校行かないー!!!」
と泣き叫ぶ娘。
どうやらぶつけた前歯がぐいっと内側に入り込んでしまって、初めての感覚と痛みから動揺してしまっていたようです。
しばらくそんな感じで落ち着かず、歯の状態も確認させてもらえなかったので、その日は学校をお休みすることにして、旗振り当番もごめんなさいして、泣き止まない娘を連れて、おうちに帰ってきました。
子どものことって、自分のこと以上に心配になりますよね。
どうしよう・・・
と不安な気持ちもありましたが、
「大丈夫、ぐらぐらしてた歯がもっとぐらぐらしただけだよ」
「〇〇(いとこ)も、こないだボールがぶつかって前歯とれたって言ってたじゃん」
「きっともう抜けた方がいい歯だから、ラッキーだったかもよ」
なんて話しかけていたら、娘もそのうち落ち着いてきて、話ができる状態になっていきました。
「あ、もどった!」
自分の舌で押してみたら、内側に入り込んでいた歯が、もとの位置にもどったらしい。
よかったよかった。娘の安心した表情に、こちらもほっとしました。
そのあと、歯医者さんを受診したら、なんと先生からも
「神経にも問題ないし、ぐらぐらしてラッキーだったくらいだね」と言われ、
「ママとおんなじこと言ってるー!」
と二人で笑いながら帰ったのでした。
せっかくお休みしたからと、お昼ご飯はちょっとおいしいお店によって、二人でランチもできた。
大変な思いもしたけれど、最後は笑って一日を終えることができて、ほんとうによかった。
不安や心配を手放す
私はもともと、不安とか心配になりやすい性格だなと自分で思っています。
というか、ちょっと前まで「心配のプロ」だった!笑
特に子どものことは、いつもいつも、いつの間にか心配しちゃってることが多かったな。
それに、子どもが風邪で苦しそうにしていると、何だかいっしょに私も苦しくなるし、ケガをして痛そうにしていたら、私もそんな気持ちになる。
何でもいっしょに共有する
それが親子だと思っていたし、親としてそうなるのは当たり前だとも思っていました。
だから、子どもが風邪で苦しそうにしているのに、何も心配する様子もなく、夫がいつもどおりでいると、イライラすることもあった。
でも、そうやって私がしてきたことって、
子どものためにも、自分のためにもなってない
ということがわかったのです。
子どもは子ども、私は私、
これはこの子の課題で、私のものではない
それぞれ一人の人間として、切り離して考えなければいけない。
ということに気がつき、考え方や受け止め方を日々変えてみるようにしています。(これも練習中)
今回の娘の歯のこともそう。
どうしようどうしようと、一緒に不安になるのではなくて、私が落ち着いていることで、それが娘にもゆっくりと伝わっていったように感じました。
現実の世界でおこることはすべて、自分の心の中が投影されている
ということを聞いたことがあります。
たしかに。
よかれと思って心配ばかりしていても、子どもにも自分にも、何にもいいことないなって。
それどころか、心配ばかりしているから、そういう出来事ばかりが起きていたんだなと。
はははと笑い飛ばすように
不安や心配など、重たいものは手放して、軽く自由に生きていきたいものですね。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。