お月さまのやさしさ と 言葉との出会い

こんにちは
Home ai の akiです。
絵本といっしょに子育てする
ママのお手伝いをしています。
おうちで、おやこが、
愛のあるやさしい時間を過ごすことができますように。
えほんai
わが家の本棚から
お気に入りの絵本や
子どもたちとひらく絵本のこと
日々の氣づきや
子育てのことなどについて、思いつくままに書いています。
おつきさまと さんぽ

おつきさまと さんぽ
ちいさなかがくのとも
八百板洋子 ぶん
平岡瞳 絵
福音館書店
こんなおはなし
お月さまの明るい夜
おさんぽに出かけた私
土手にも
公園にも
どこに行っても
いっしょについてくる
お月さま
おうちに帰って
ねむるときまで
ずっといっしょだよ
先日こちらに書いた
わが家から見えたお月さま
まさにこの絵本の
最後のページとおんなじでした
だから
本屋さんでひらいた時は
びっくりしたな
お月さまは
いつもいつも
私たちを
見守ってくれている
そんなお月さまの
やさしさを感じた夜
絵本をひらいて
一瞬で思い出し
心がぽわって
あたたかくなった
自分のために買った絵本
この、ちいさなかがくのともは、
福音館書店の月刊絵本で
「3〜5歳向け」とされていますが
もうすぐ40歳で
アラフォーの私
子どもたちのために
ではなく
自分のために
迷わず購入しました。笑
子どもの頃から
お月さまのやさしい明かりが
好きだった
だから
そんなお月さまのやさしさを
感じる絵本も大好き

ひらくたびに
心が癒されるのを感じます
言葉との出会いについて考える
そういえば
本屋さんで
今月はどれにしようかな?と
ニヤニヤしながら(こわい)
月刊絵本を選んでいるとき
赤ちゃんを連れたママと
おばあちゃんがとなりで
「1歳でこんなにむずかしい絵本なんだね〜」
と驚いたように
話していました
そんな様子を見ていたら
2年くらい前の
ある出来事を思い出した
教員をやめて
英語絵本インストラクターとして
個人で活動し始めたばかりの頃
英語絵本のおはなし会を
やりたくて
開催できる場所を
探していました
子どもたちが昔
お世話になった支援センターに
お願いしてみたところ
「英語絵本はまだむずかしいからねぇ・・・」
「内容がわからないんじゃないかな」
とのことでした。
その時に感じたこと
それは、
そうじゃない・・・
むずかしいからこそ
読んであげるんだけどな
知らない、わからない言葉だからこそ
おうちで、何度も、くり返し
読んであげてほしいんだけどな

従来の英語教育を受けてきた
私たち大人が
「英語絵本」と聞いて
むずかしい、まだ早い、と思うのは
もちろん当然のことです
それに、当時の私は
まだこの思いを上手に伝えることができなかった、、、
でもこれって
日本語の絵本もそう
というか
まずは日本語の絵本こそ、そうだよな
と思うのです
絵本の読み聞かせを通して
子どもは
まだ出会ったことのない言葉に出会います
同じ絵本を何度もひらくことで
何度も聞いたり
ちがう絵本で
同じ言葉が出てきたり
実際の生活の中で
その言葉と出くわしたり、、、
そんな経験をくり返すことで
確実に自分の言葉として
使えるようになっていきます

言葉は暗記じゃない
つみ重ね、なのです
だから
出会わせてあげてほしい
これから出会うであろう
たくさんの言葉たちに
むずかしい
まだ早い
と、決めつけずに
言葉との出会いは、おうちで。
まずは大好きなママやパパの声で
安心できる場所で
何度も、何度も。
使いたくなったら
いつでも使えるように
たくさんの言葉に
出会わせてあげておいてほしい
今はそんなふうに思って
絵本や子育てのことを書いたりしています
英語絵本といっしょに
おうち英語をやっているのも
そんな理由からです
日本語も、英語も
言葉の土台をつくるのは、おうちで
お教室や学校でもなく
先生やネイティブスピーカーでもなく
おうちで、
大好きな家族とのかかわりの中で
つみ重ねていく
美しい言葉と絵で
絵本はいつでも力をかしてくれるから

だれでも、何歳でも、
好きな絵本を
好きなときに
好きなように、ひらいていい
お月さまの明かりのように
子どもにだって大人にだって
みーんなに
絵本のやさしさは届いていて
いつでも受け取ることができるから
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。